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汽車はまだ出発したばかり
映画レビュー200本を超えました♪ 月に約8本がDMMレンタルで、 残りは近所のDVDレンタル屋さんで借りてます。
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2024-04-27 [Sat]
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2007-10-25 [Thu]
レンタル開始日: 2007/04/25 
製作年: 2006年 
製作国: アイルランド/イギリス/ドイツ/イタリア/スペイン 
収録時間: 126分 
出演者: キリアン・マーフィー リーアム・カニンガム ウィリアム・ルアン オーラ・フィッツジェラルド ポードリック・ディレーニー 
監督: ケン・ローチ 
製作: レベッカ・オブライエン 
脚本: ポール・ラヴァティ 





1920年、緑深きアイルランド。医師になる将来を捨て、兄とともにイギリス支配からの独立を求める戦いに身を投じる青年デミアン。戦いは終わり、ついにイギリスは独立を認める。しかし今度は、アイルランド人同志が敵味方になる内戦が始まり、デミアンと兄、そして恋人シネードとの絆をも引き裂いていく…。

<遺書を書いておけ

私がみた戦争映画の中では、この映画が一番リアルな痛みを感じました。
戦争が身近にあることの恐怖。
火薬のニオイ、忍んで歩く靴音、囁き声、こっそり渡される手紙、湿った部屋。
イキイキと萌える緑の上を吹く風、麦の穂をゆらす風はこの国のどんな声を聞き、どんな未来を見るのだろう。

イギリス軍との休戦を迎え、ホッとしたのも束の間。
新しい条約を満足とせずに反発するものと、条約を甘んじて飲むものの間で内戦が勃発します。
昨日までは深い絆で結ばれていたはずの兄弟さえも。
戦いのなかで、なにが一番大切か、何のために戦っているのか、自分がしていることが本当に正しいのか・・冷静で公平な目を失ってしまうことがとても恐怖。
そして戦争というのはその判断を極めて難しくしてしまうのだろう。
舞台から90年近くたった今、こうして遠くはなれた場所で、テレビのモニターを通してこの内戦を見ている私さえ、何が正しいのかわからない。


いま現在、どれくらいの場所で戦争や内戦は起きているのだろう。。。
こんな悲劇が、どれほど繰り返されているのだろう。
そして、これからは?
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引越しのおしらせ
jyony (11/23)
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よよ(ラムでもアリ;; (05/10)
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