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汽車はまだ出発したばかり
映画レビュー200本を超えました♪ 月に約8本がDMMレンタルで、 残りは近所のDVDレンタル屋さんで借りてます。
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2024-04-26 [Fri]
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2007-10-03 [Wed]
レンタル開始日: 2007/09/07 
製作年: 2006年 
製作国: ドイツ 
収録時間: 147分 

出演者: ベン・ウィショー アラン・リックマン ダスティン・ホフマン カロリーネ・ヘルフルト サイモン・チャンドラー アンドレス・エレーラ デヴィッド・コールダー レイチェル・ハード=ウッド 
監督: トム・ティクヴァ 
製作: ベルント・アイヒンガー 
脚本: ベルント・アイヒンガー アンドリュー・バーキン トム・ティクヴァ 
詳細: 原作:パトリック・ジュースキント 


18世紀、フランス。類稀なる才能を持つジャン=バティスト・グルヌイユは、何キロも先の匂いをかぎ分ける驚異の嗅覚を持っていた。成長した彼は、パリの調合師ジュゼッペ・バルディーニに弟子入りして香水の作り方を学ぶと、さらに高度の技術を求めて香水の街・グラースへと向かう。彼の欲望は‘究極の香水’を作ること、ただひとつ。彼が恋焦がれ、人生を賭けて創ろうとした香水。その原材料とは…。 

ありゃりゃりゃりゃ
期待せずにみたのに、冒頭から釘付けでした。

18世紀のフランスだし、きらびやかな世界での香水調合師の物語かと思ったのですが、汚臭と香水の混じりあった独特の世界がそこにありました。

ジャン=バティストは天才的な嗅覚があるのだけれど、香りを辿る研ぎ澄まされた感覚の緊張感が音と映像で表現されているのが見事。

彼自身が体臭を持たないというのも象徴的でした。
天才ゆえにガラスや金属のニオイ、猫のニオイまでも抽出して香水瓶に封じようとするジャン=バティスト
彼が犯す殺人もただただ香りへの無垢な執着からで、悪意などみじんもないのが切ないです。

うん、まぁ、話題になった広場を埋め尽くす750人の男女が全裸でもぞもぞするシーンはいかがなものかと思うけど。
あ、それと鼻の穴を広げて若い女性の匂いを探るバティストがナイナイの岡村君に見えてしまうのはちょっと辛かったな。



お気に入りの香りがある人は、それをまとって映画を観るといいかも。
私はアロマポットにイランイランを垂らして、この作品を観ました。

あの究極の香りには及ばないけど。

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引越しのおしらせ
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