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汽車はまだ出発したばかり
映画レビュー200本を超えました♪ 月に約8本がDMMレンタルで、 残りは近所のDVDレンタル屋さんで借りてます。
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2017-07-23 [Sun]
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2007-04-14 [Sat]


製作年: 1994年
製作国: 日本
収録時間: 60分

出演者: 松田美由紀 寺島進 三谷昇 あがた森魚








「クロエ Chloe」監督、青山真治監督作品「EUREKA」では俳優として、幅広い活躍をする利重剛が監督と脚本を手掛けた“生の意味”を求めるロードムービー!


DMM内を「あがた森魚」で検索したらヒットしたので、あがたさんが見たいという理由で借りました。
そういった意味では、あがたさんはアパートの管理人で1シーン出てるだけだし、音楽も担当してないから鼻歌ひとつ聴けるわけではないのだけれど・・・・


けれど、この作品私はとても好きです。
6日間で撮ったという正味50分しかない映画だけれど、確かに予算は少ないっぽいけれど、映画に情熱を持ってる人が集まって作った気持ちのよさがあります。
音楽もSIONさんが担当してて、音がすっごい私好み。実際SIONはよく聴いていたのだけれど。
スーッと入ってくるんだ、コレが。


喫茶店で働くカナコさんのもとに1本の電話が入る。
月下さんが死んだら土に埋めてあげると、昔約束したのだ。
「せめて死んだときくらい、何かの足しになりたいもんだ」土に還って草や木の養分になりたいという月下さんの願いをかなえると。
「約束したんだもん!だって約束しちゃったんだもん!」と子供のように意固地になって、月下さんを山に埋めに行くカナコさん、そして息子のススム。

カナコさんは模範的な母親とは違うのかもしれないけど「(困ってる・苦しんでる)人に話しかけてあげられる人になりたい」「約束を守れる人になりたい」という信念と責任をススムに見せる。


車をだしてくれた花屋のマナベさんとススムと共に、ドライブ気分で土葬場所を探しに旅をするのだけれど、山中で検問に会うところから事態は急に現実味を帯びてくる。

マナベさんと別れ、臭くなった死体を背中に担ぎススムと歩くカナコさん。その荷物の重さと責任の重さという現実に、押し出されるようなカナコさんの号泣。

カナコさんはススムに「おじさんは土の中で腐って汁がでてね、それが草や木の栄養になるんだよ」と土を掘りながらいうのだけれど、これ以上の命の教育があるかな?と思う。

眉をしかめる人もいるだろうけど、月下さんが埋まる土にススムが無言で埋めた柑橘の種が全てを物語っているのではないかなぁ。

勝手に死体を埋めるのは犯罪だけど、生き物が土に還り命を連鎖させるのは当然の摂理で義務にも近いように感じた。そして人としての約束の重さを。

カナコさん、こんな母親になりたいな、憧れるな・・・・私。



カナコさん演じる松田美由紀さんの息子・松田龍平さんもテレビや映画で活躍してるけど、彼の顔は母親似ですねー
劇中で何度も思いました。
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