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汽車はまだ出発したばかり
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2007-10-17 [Wed]
<歌ってこそ人生じゃないの>

母の誕生日のお祝いをかねて、ふたりで「エディット・ピアフ 愛の讃歌」を観てきました。
でもいちばんのキッカケは、藩金蓮さんの記事「バラ色の人生」を読んだためかな。
わたしもエディット・ピアフの歌を”ドルビーサウンド”で聞きたぁい♪と、思ったのでした。

ピアフとはスズメの意味で、彼女を発掘したナイトクラブのオーナーが名づけたものなのですが、その名の通りピアフは身長142cmと小柄で痩せています。(実際に演じたマリオン・コティヤールは169cm!)
右に左にクビを曲げながら真っ赤なくちびるで歌う姿は、確かにスズメのようですが、その歌声は地響きのよう。
”声帯震わせたら声がでました”というのとはまったく違う、カラダのずっと奥深くから、魂の┣¨真ん中から湧き出るような声なのです。

彼女の声もドラマチックですが、その人生も然り。
いいことも悪いことも、人生における幸も不幸もぜんぶ詰め合わせたような人生なのです。
それはとっても贅沢で欲張りで幸運な人生のフルコース?
パストラミだけの人生じゃ、彼女は満足できなかったはずだから。人生のメニューは決して好物ばかりではなかったけれど。
泣いて、笑って、歌って、飲んで、愛して”正直に生きてきた”彼女のバラ色の人生。
バラ色だったのかな・・・・・、バラ色だったよね、きっと。
血のように赤い情熱的なバラの色。


私はてっきり愛の讃歌が劇中で聴ける。
いちばんの見せ場にドドーンとこの曲が流れるのだと期待していましたが、それはありませんでした。
もしかしたらBGMで使われたかもしれないけど、エディットが舞台で歌うことはなく、劇中に愛の讃歌の歌詞をメモ書きしているシーンがあるだけ。

観終わってしばらくは、消化不良を感じていたけれど、いつの間にか自分で愛の讃歌を口ずさんでいることに気付きました。メロディーだけだけど。
誰もが知ってるこのメロディーだから、敢えて劇中で使わないことが逆に愛の讃歌を印象付けることに繋がるのかな?と、ひとりで納得しました。


こうなると意地でも聞きたい、愛の讃歌。

01:アコーディオン弾き 02:谷間に三つの鐘が鳴る 03:バラ色の人生 04:街に歌が流れていた 05:愛の讃歌 06:王様の牢屋 07:パダン、パダン 08:パリの空の下 09:あなたの目よりも青く 10:あなたに首ったけ 11:十字架 12:メア・キャルパ 13:かわいそうなジャン 14:群衆 15:ミロール 16:私の神様 17:水に流して(私は後悔しない) 18:愛する権利 19:恋は何のために(テオ・サラポと共に) 20:ベルリンの男




これだけ聞けば、満足できそうかな~、私♪
エディット・ピアフDMM
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